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社内AI利用ガイドラインの作り方|最低限決める7項目

ガイドラインがないままAIを配ると、情報の取り扱いが個人任せになります。入力してよい情報の範囲、承認が必要な用途、成果物の確認責任など、最低限決めるべき7項目を、そのまま使える形で示します。

まず結論

ガイドラインは研修の「前」に作ってください。後だと手遅れです

ルールがないまま使い方だけ教えると、入力してよい情報の判断が個人任せになります。最低限決めるべきは入力可否の範囲禁止事項成果物の責任使えるツール相談窓口の5つ。ここに承認が必要な用途違反時の扱いを加えた7項目で運用できます。

決めるべき7項目

項目書くこと
1. 入力してよい情報公開情報、社内の一般文書など、具体的に列挙する
2. 入力してはいけない情報個人情報、顧客の機密情報、未公表の財務情報、認証情報
3. 使えるツール会社が契約したツールを明示。それ以外は原則禁止
4. 成果物の責任提出者と承認者が負う。AIを使ったことは免責にならない
5. 確認義務数値・固有名詞・法令・出典は必ず一次情報で確認
6. 承認が必要な用途社外公開物、契約書、人事評価など
7. 相談窓口迷ったときに聞く先を実名で書く
「禁止」だけを並べたガイドラインは機能しません。 何をしてよいかが書かれていないと、社員は使わなくなるか、隠れて個人アカウントで使います(シャドーAI)。

入力可否の線引き

最も判断が難しい部分です。抽象的に書くと現場で使えません。

情報判断理由
公開済みの自社資料すでに外部に出ている
社内の一般的な業務文書条件つき可個人情報・機密を含まないこと
顧客の氏名・連絡先不可個人情報(法令上の整理
取引先から受領した資料原則不可秘密保持義務に抵触する可能性
未公表の決算数値不可インサイダー情報の管理
ソースコード要確認受託の場合は契約次第

作り方の手順

  1. 自社が扱う情報の種類を洗い出す — 業種によって大きく変わります
  2. それぞれを可・条件つき可・不可に分類する
  3. 判断に迷うものは「相談」に分類する — グレーを無理に白黒にしない
  4. 1枚に収める — 長いガイドラインは読まれません
  5. 研修の冒頭で全員に配る
ひな形の流用には注意してください。 医療・金融・士業など規制がある業種では、業界固有の要件があります。ひな形をベースにしつつ、自社の情報に合わせて必ず調整してください。

運用のポイント

  • 年1回見直す — ツールの仕様も法令の状況も変わります
  • 違反を罰則で締めない — 相談しにくくなり、隠れて使われます
  • 相談窓口を実名で書く — 「情報システム部」より「〇〇部の△△」のほうが使われます

研修前の準備一式は会社側が準備すること、情報漏洩対策は研修で必ず伝えること、セキュリティの考え方はAIとセキュリティにまとめています。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

AI利用ガイドラインには何を書けばいいですか?

入力してよい情報の範囲、禁止事項、成果物の確認責任、利用できるツール、相談窓口の5点が最低限です。

ガイドラインは研修の前と後どちらで作るべきですか?

研修前です。ルールがない状態で使い方だけ教えると、判断が個人任せになります。

ひな形をそのまま使ってもいいですか?

自社で扱う情報の種類に合わせた調整が必要です。特に顧客情報と個人情報の扱いは業種で大きく変わります。

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