対象者別 ・ 約7分

非エンジニア向けAI研修で外してはいけない設計

専門用語を避ければいいという話ではありません。非エンジニアがつまずくのは「何を頼めるかが分からない」点です。自分の業務からAIに任せられる工程を見つけさせる進め方を解説します。

まず結論

つまずくのは操作ではなく「何を頼めるか分からない」ことです

専門用語を避ければよいという話ではありません。非エンジニアが止まるのは自分の業務のどこに使えるか見つけられない点です。だから研修は業務の棚卸しから始めるべきで、ツールの機能説明から始めると翌日に何も起きません。プログラミングの知識は不要です。

非エンジニアがつまずく順序

段階つまずき対処
1何に使えるか分からない業務棚卸しで一緒に見つける
2指示の書き方が分からない型を配る(5つの要素
3思った出力にならない直し方を演習する
4入力してよいか判断できないガイドラインを配る
多くの研修は2番目から始めます。 1番目を飛ばすと、型を覚えても使う場面が見つかりません。

業務棚卸しの進め方

研修の冒頭30分で行います。事前課題として出しておくとさらに効果的です。

  1. 週に3時間以上かけている作業を3つ書く
  2. その作業を工程に分解する(情報を集める/整理する/書く/確認する)
  3. 工程ごとにAIとの相性を判定する

AIと相性のよい工程

工程相性
文章を書く良いメール、報告書、案内文
情報を整理する良い長い資料の要約、比較表
案を出す良い企画案、タイトル案
正確に計算する向かない集計、金額の算出
最新の事実を調べる向かない法令、価格

プログラミングは不要

日本語で指示するだけで使える範囲が広がっています。むしろ非エンジニアのほうが効果が出やすい領域があります。文書作成や情報整理は、エンジニア以外の職種のほうが時間を使っているためです。

クラス分けの重要性

ITに詳しい人と同じクラスにすると、質問できなくなります。習熟度で分けるだけで満足度が変わります。

  • 1クラス10名程度に抑える
  • 操作の説明にも時間を取る
  • 「できないこと」を責めない雰囲気をつくる

設計の全体像は研修の設計手順、対象者の分け方は誰から研修するか、非エンジニア向けの詳細は非エンジニア向けをご覧ください。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

非エンジニアにAI研修は難しくないですか?

操作自体は難しくありません。つまずくのは「何を頼めばいいか分からない」点なので、業務の棚卸しから始める設計にします。

プログラミングの知識は必要ですか?

不要です。日本語で指示するだけで使える範囲が広がっており、非エンジニアこそ効果が出やすい領域です。

ITが苦手な人でも大丈夫ですか?

大丈夫です。ただし同じクラスに詳しい人がいると質問しづらくなるため、レベル別に分けることをおすすめします。

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