助成金 ・ 約7分

AI研修の助成金はいくら戻るか|人数別の試算

経費助成75%と賃金助成1人1時間1,000円を、実際の研修費に当てはめて試算しました。10名・30名・50名で研修費と実質負担がどう変わるか、上限額に当たるのはどこからかを、具体的な金額で示します。

まず結論

100万円の研修が、中小企業なら実質25万円前後になります

中小企業の場合、経費助成が最大75%、これに訓練中の賃金助成1人1時間1,000円が加わります。ただし1人1訓練あたりの上限額があるため、高額な研修では全額が対象になりません。人数別に実際の金額で試算します。

計算のしくみ

項目中小企業大企業
経費助成率最大75%最大60%
賃金助成1人1時間 1,000円程度1人1時間 500円程度
上限訓練時間に応じた1人あたりの上限額あり

※事業展開等リスキリング支援コースの水準です。金額は年度で変わるため、必ず最新の支給要領で確認してください。

人数別の試算

10時間の研修を実施した場合の概算です(中小企業・経費助成75%・賃金助成1,000円/人時で計算)。

受講者研修費(税別)経費助成賃金助成実質負担
10名50万円37.5万円10万円2.5万円
20名80万円60万円20万円0円(助成が上回る)
30名100万円75万円30万円0円(助成が上回る)
50名150万円112.5万円50万円0円(助成が上回る)
この表は上限額を考慮していない単純計算です。 実際の上限は1人1訓練あたり30万円(中小企業・実訓練10〜100時間)、eラーニング中心なら15万円です。上の例(30名で100万円)は1人あたり3.3万円なので上限内に収まります。 実際には1人1訓練あたりの経費助成に上限があり、受講者1人あたりの研修単価が高いと上限に当たります。また賃金助成は訓練中の賃金を実際に支払っていることが前提です。正確な金額は労働局への確認が必要です。

賃金助成を見落とさない

経費助成だけを見て「75%戻る」と考えると過小評価になります。訓練時間中の賃金にも助成が出ます。

  • 10時間の研修 × 30名 = 300人時
  • 300人時 × 1,000円 = 30万円

人数が多いほど賃金助成の比重が大きくなります。研修時間を12時間にすれば賃金助成も2割増えます。

資金繰りの注意点

時期お金の動き
訓練実施前後研修費を全額支払う
訓練終了後2か月以内支給申請
申請から2〜4か月後助成金が入金される

研修費の支払いから入金まで半年近くかかることがあります。予算計上の際はこの時差を織り込んでください。

費用対効果で見る

助成金を除いても、投資回収の観点では成立するケースが多い領域です。

  • 30名が月5時間削減 = 月150時間
  • 時間あたり人件費3,000円とすると月45万円相当
  • 研修費100万円なら3か月弱で回収の計算

ROIの詳しい計算方法はAI研修のROI、効果の測り方は作業時間の測り方にまとめています。

研修費の相場は形式別の価格、当社の料金は料金表をご覧ください。助成対象になるかは無料診断で確認できます。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

助成金は研修費の何割が戻りますか?

中小企業で経費の最大75%です。これに加えて訓練中の賃金助成が1人1時間あたり1,000円(中小)加算されます。

1人あたりの上限はありますか?

あります。訓練時間に応じた経費助成の上限額が定められており、高額な研修では全額が対象になりません。

助成金はいつ入金されますか?

支給申請から審査を経て、おおむね2〜4か月後です。研修費は先に支払う必要があるため資金繰りに注意してください。

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